宝くじにはどんな種類がある? 通常くじから数字選択式まですべて紹介

宝くじを購入して一攫千金を夢見る人、少し待ってください。今から購入しようとしている宝くじは当選するといくらもらえるかわかっていますか。また、どのような形式のものなのか。

意外と知られていませんが宝くじには少なくない種類が存在していて、買い方によっても当選金額が異なる場合があります。ここでは、宝くじの種類の紹介と解説を行います。この記事を読めば、宝くじの種類と楽しみ方もわかります。

宝くじの種類は大きく分けて4種類

宝くじと一言でいっても、1種類であるというわけではありません。宝くじには大きく分けて4種類もあるのです。その中から自身が気に入ったくじを購入すればよいのですが、当然のことながらこれらの種類を把握していなければなりません。4種類に分けられた宝くじも、さらにそこから細かいくじにわかれています。宝くじ初心者にはわかりにくくなっているため、まずは宝くじの4種類をざっくりと紹介します。

・ジャンボ宝くじ
・通常宝くじ
・数字選択式くじ
・スクラッチくじ

以下ではこれらのくじの種類を詳しく説明していきます。

通常宝くじ

ジャンボ宝くじと同様の方法で抽選が行われるのが通常宝くじです。組・番号などがあらかじめ印刷されている券を購入してから抽選会の結果を待つことになります。抽選会でけっていた当選番号と自身が持っている券との番号が合えば当選となります。

ジャンボ宝くじと比べると当選金額が少なくなっていますが、その分当選の確率が高くなっています。宝くじの単価や当選した時の金額などはそれぞれ変わっていて、発売期間も決まっているのが特徴となっています。中には全国で発売される「宝くじの日記念くじ」や、震災復興などの用途で発売される「東日本大震災復興宝くじ」などがあります。

ジャンボ宝くじ

ジャンボ宝くじは当選金額がその名の通りジャンボ(高額)な宝くじです。ジャンボ宝くじには全部で5種類あり、それぞれバレンタインジャンボ、ドリームジャンボ、サマージャンボ、ハロウィンジャンボ、年末ジャンボ宝くじとなっています。

当選した時の金額が大きいため、当選確率も当然低くなっています。しかし、日本国内でも最も有名な宝くじであり、当選すれば一瞬で億万長者になれるということもあり、最も人気があり最も規模の大きな宝くじとなっています。まさに夢を買う宝くじとなっています。

全国くじ

全国で売り出されている宝くじです。通常くじには限定された地域でのみの販売になるくじも存在します。臨時で販売される、「東日本大震災復興宝くじ」などは全国的に展開させて復興用の資金を集める目的になる場合もあります。

ブロックくじ

日本全国を5つのブロックにわけて販売してする宝くじをブロックくじと言います。ブロックはそれぞれ東京都、北海道・東北・関東(東京をのぞく)、中部地方と三重県・近畿地方(三重県をのぞく)、中国・四国・九州・沖縄、栃木県(販売場所は全国)に分けられています。各地方自治体が運営しているため、限定された地域での販売もあるのです。

数字選択式くじ

数字選択式のくじも昨今では人気のある宝くじとなっています。ジャンボ宝くじほどの当選金額を設定していませんが、キャリアオーバーなどの制度を導入することでジャンボ宝くじ同様に一攫千金を夢見ることができます。

また、通常のくじのようにすでに決まっている数字の券を買うのとは異なり、自身で番号を決定することが可能なので自ら運命を決める楽しさも味わえます。ここからは、さらに細かいくじの説明に移ります。

ビンゴ5

ビンゴ5は皆さんも知っているビンゴと同じ形式の宝くじとなります。縦横3マスのうちで、中央のマスを抜いた合計8マスの数字を選び、縦横斜めに揃ったラインの数によって当選が決まります。数字を選択する楽しみと、ビンゴが揃う興奮も同時に味わうことができる簡単な宝くじです。

ロト6

ロト6は1から43までの自身の好きな数字を6選び、その数字の当たった数に応じて賞金が当たる形式の宝くじになっています。全国で毎日購入することが出来て抽選は毎週行われています。比較的にすぐに抽選が行われるので、通常宝くじよりも早く結果を知ることができます。ストレートで数字を当てられれば、高額の当選金を得られます。

ロト7

ロト7はロト6と同じ形式で行われている数字選択式のくじです。選択する数字は1から37までの数字を7つ選ぶことになります。そのため、ロト6よりも難易度が高くなり、当選金も高額となっています。ロト6、ロト7はともにキャリアオーバーを採用していて、数度のくじのたびに当選者がいなければ、当選者が出るまで高額の当選金が設定されることになります。

ミニロト

「ミニロト(MINI LOTO)」もロト6やロト7と同じ形式の数字選択式のくじです。ミニロトと呼ばれるだけあり、規模は最も小さくなります。1から31までの数字の中から、5つの数字を選び抽選番号と一致させることが出来れば当選です。ミニロトと呼ぶだけあって、最も当選金額は少なくなっていますが当選確率も高くなっています。

ナンバーズ3

ナンバーズ(NUMBERS)は3桁か4桁の数字を選んで当てる数字選択式のくじになっています。申し込みタイプはストレートとボックス、セット、ミニの4通りです。ストレートはボックスでの購入よりも確率が低くなるため、当選すれば高額の当選金が得られます。

ストレート購入とは例えば「123」を買った場合、「123」しか当選になりません。ボックス購入とは例えば「123」を買った場合、当選番号が「312」など並び順が違っても当選になる形式です。ストレートとボックスを同時に購入するセット形式もあります。またナンバーズ3の場合はミニと言って、下2桁が当たっていれば当選という制度もあるため少額になってしまうものの当選の確率は高い宝くじです。

ナンバーズ4

ナンバーズ4はナンバーズ3と同様の宝くじ形式となります。その名の通りナンバーズ3よりも1桁数字の多い形式となります。

当然、当選する確率は低くなるためナンバーズ3よりも高額の当選金を得ることが可能です。ただし、ナンバーズ3とは異なり、ミニの購入方法が選択できません。

スクラッチくじ

スクラッチとは購入した販売窓口でくじ券をスクラッチ(削る)ことによって現れる数字や絵合わせによって結果がその場でわかるくじです。抽選会を待つ必要がないので、その場ですぐに結果を知ることができます。

当選金や削り方、イベントによって様々な種類のスクラッチくじがあるのでゲームのように簡単に楽しむことが可能です。

宝くじは毎日やっている

宝くじは基本的に毎日やっています。上記で説明した通り、宝くじの種類によって規模や当選金額が異なります。そのため、規模の大きな宝くじは年に数回と少なくなっています。しかし、規模の小さなくじは1年中行っています。

宝くじは自分の好みに合ったものを選ぶことが可能なので、季節や自分のスタイルに合わせて選択しましょう。ここからは、宝くじの種類別におすすめの人を解説します。

一攫千金を狙うのであればジャンボ宝くじや通常くじ

ジャンボ宝くじはその名の通り、高額な当選金と最小の当選確率となっています。そのため、最も人気で規模の大きな宝くじとなっています。まさに夢を買うのと同じです。一攫千金を夢見て、抽選会を楽しみにしたい人におすすめの宝くじです。

コツコツと稼ぐなら数字選択式くじ

コツコツと当選金を稼ぎたいのなら数字選択式のくじを選ぶとよいでしょう。もちろん、ナンバーズやロトでも1等に当選すれば、高額のお金を手にすることが出来ます。

一方で、ナンバーズ3のように当選確率の高い少額の当選金を狙える形式も存在しています。そのため、何度もコツコツと続けていれば、少ない当選金でも稼ぐことができるようになっています。あたり千金を視野に入れつつ、コツコツと稼ぐのであれば数字選択式のロトかナンバーズがよいでしょう。

最短で当選したかわかるスクラッチくじ

抽選会などを待つことが出来ず、当選がその場でわかる簡易的なくじをしたいのであればスクラッチくじです。スクラッチくじには、季節によって様々なイベントが用意されているため、ゲーム感覚で遊べますし、好きなアニメや漫画のキャラクターのスクラッチカードを手に入れられます。

【宝くじの種類を知れば攻略できる】宝くじの種類まとめ

(画像出典:https://pixabay.com/ja/)

宝くじと一言でいっても数種類あり、それぞれの細かく分けて買い方も数に入れれば多くの楽しみ方ができます。宝くじはやみくもに買っても攻略は出来ませんし、楽しみも半減してしまいます。そのため、宝くじは種類や買い方、そして楽しみ方を確認してから購入数量にしましょう。

宝くじの種類の説明はこの記事で説明した通りですが、もっと深く知りたいと思うのであればインターネットなどで優良な情報を集めるのもよいでしょう。ネットには偽の情報も含まれているため、こちらのサイトなど信用のおける情報を選択しましょう。