東京・江戸川区に住む70代の女性の自宅に、銀行員を名乗る男から宝くじのアンケート調査を装う電話がありました。
「宝くじに当選したら何に使いたいですか?」と尋ねられた女性。
回答すると、その後再び電話があり「あなたの回答が素晴らしかったので、特別に1億5000万円の当選番号を教えます」と告げられました。
それを聞いて喜んだ女性でしたが、男はさらに
「その情報料として200万円が必要です。簡易書留で現金を送ってください」
とたたみかけます。
女性は言われるまま、指定された住所に数回にわたって現金を送り、あわせて1300万円余りをだまし取られてしまいました。
詐欺グループは、さまざまな口実を考え出しては被害者を信じ込ませ、現金をだまし取ろうとします。
銀行員などが電話で宝くじの当選番号を教えるようなことは絶対にありません。
そんな電話がかかってきたらすぐに切り、家族や警察に相談してください。