ロトやナンバーズなどで一攫千金を狙っている人、すごく危険です。詐欺師はあなたのすぐ近くに存在しています。昨今の日本国内では、あらゆる場所で特殊詐欺が横行していて政府が発表している被害額は年々増加している傾向にあります。詐欺被害の事実を知らない日本人はほとんどいないでしょう。しかしながら、いまだに被害額が増加し続けているのはその手口がかなり巧妙であり、人の心の隙間をついているからです。

 

すでにインターネット上にさらされている被害報告は詐欺師も見ています。そのため、この手口は二度とつかわれることがありません。常にいたちごっこの様になってしまいますが、私たちに出来ることは遭遇した詐欺の手口をこういったブログなどを利用して広く一般に知らせていくことだけです。この記事では、実際に当コンテンツの筆者が被害に合った詐欺の手口を暴露します。さらに、詐欺被害にあってしまった人に向けて建て直しの方法も紹介します。この記事を読めば筆者と同様の被害を防ぐことが出来ますし、詐欺被害にあってしまった人でも落ち着いて対処をすることが可能になります。

 

実体験に基づいたロト6詐欺の話

 

筆者が出会ったロト6の詐欺は携帯電話への電子メールから始まりました。メールの内容をしっかりとは覚えていませんが、「ロト6必勝法」とか「ロト6が100%当たる」などといった内容でした。ちょうどそのころ、私は複数社からのカードローンによる借金苦に喘いでいました。本来であれば、出会い系の誘いや簡単に儲かるなどのメールになど興味が無かったので、すぐに削除してしまいます。しかし、趣味である数字選択式の宝くじが好きだったため、「ロト6」という単語と「必勝法」という単語に脳みそからよだれが垂れるかのような感覚になってしまいました。受信したメールを隅から隅まで読み終えると、その宣伝文句や予想方法、利用した人の体験談などを読み私の頭からは「怪しい」という感覚は消え去っていたのです。

 

書いてあった連絡先にメールを送ると、すぐにメールが返信されてきました。メールを見ると「運よく最後の枠に入ることが出来ました」とのこと。筆者はすでに有頂天です。メールの主は、ロト6の抽選結果が事前にわかるということであり、情報量がかかるとのことでした。なんでも、情報料として破格の約100万円を請求されました。しかし、この金額を投資することで数千万、うまくいけば数億円のリターンが手に入るという考え方になっていました。もちろん当時の私に100万円は超大金でした。持っているはずもありませんでした。そのため、直接電話をしてみると、優しい声と物腰の柔らかい感じの女性が電話に出てくれました。お金をすぐに用意することが難しいことを説明すると、分割の支払いでも良いとのことであり、ロトの賞金での返済も可能ということでした。私のこの時の気分はすでに南国でのバカンスを想像していた状態です。私は意気揚々と銀行へと向かったのです。

 

気づいた時にはお金は相手の銀行口座

 

私はメールで誘導されるがままに銀行のATMまで行き、そのまま銀行にあったなけなしの預金である33万円を振り込みました。生活費に関しては、クレジットカードのキャッシング枠を少し利用してつなげようと思っていました。そして、銀行への振り込みが完了しました。電話で振り込みの完了を連絡すると、すぐに確認が出来たということでした。そして、すぐに携帯電話にロト6の当せん番号のメールが届きました。もちろん、筆者はネットから即この番号のロト6を購入しました。そして、結果発表の時間になりました。当たるとわかっているにもかかわらず、筆者の胸はドキドキと高鳴っています。宝くじの公式ホームページから抽せんの様子をライブで見ることが出来たので、スマホにかじりつくように見ていました。そして、1球目はなんとハズレ。まぁ2等があるか、と思いながら2球目を待っていると、これもハズレ……。なぜかわからない状況で3球目を待っていると……。ハズレ。そして次も、またその次もハズレ。結局、ボーナス数字が一つだけ当たっていたもののそんなものが当たっていたとしてもなんの意味もありません。

 

その瞬間、「もしかして……。詐欺かも」という思いが頭をよぎりました。すぐに、この情報会社に電話をしましたが、時間外で留守電になっていました。この時はかなりやばいと感じましたが、次の朝に電話をかけるとあの時の女性が電話に出たので少し安心してロト6がまったく当たっていないというクレームをつけました。すると女性は、情報提供の担当者に電話をつないでくれました。電話を代わったのは男性の方でした。筆者はロト6の情報が間違って送ったのではないかとという話と返金の要請をしました。すると男性は、料金を満額払っていないためにSSランクの情報が送れなかった、とのこと。最高額を入金していれば、きちんと今回も2等の当選があったらしいのです。すでに情報料として払った33万円は返金できないということでした。むしろ、筆者がこの男性に説教をされているかのようでした。完全なる詐欺にあってしまったということです。

 

弁護士も消費者センターも相手にしてくれない

 

筆者は詐欺被害を訴えるために、消費者センターに連絡してみました。しかし、受付をしてくれた方は面倒くさそうな対応でした。私が詐欺の内容を一生懸命話したものの、よくあることのようで法律上の対応が難しいとのことでした。そのため、弁護士事務所に連絡をしてみましたが、手数料が高額でした……。ちなみに相談をするだけでも10万円から20万円。相談料を払った後に奇跡的に詐欺にあったお金を受け取っても、結局手元に戻ってくるお金は雀の涙程度でした。

 

しかも、弁護士を通してでも、これらの詐欺師たちからお金を取り戻すのはほとんど不可能に近いとのことでした。つまり、詐欺被害はほとんど個人の責任になってしまうのです。詐欺から身を守る為には、自分自身が気をつけておかなければならないのです。ここにきて、学びました。自分の身は自分で守るしかないのだと……。そんな、不幸に不幸が重なっていた筆者に幸福が訪れたのはそんなどん底にいた時でした。

 

捨てる神あれば、拾う神アリ!

 

はっきり言って、「絶対当たる」「誰でも稼げる」「100%的中」などの文言で売り出している情報は間違いなく詐欺だと思った方が良いです。ロトの情報が事前にわかることなどないからです。筆者はロトに関する詐欺の手口などをたくさん調査しました。すると、多くの人がロトの詐欺被害にあっていて、情報を共有してくれていました。これまであまり興味が無かった筆者にとって、かなり参考になる資料ばかりでした。すると、ロトには必勝方法は無いですが、予想方法はあるとのこと。また、詐欺や悪質サイトの口コミ情報も多くありました。筆者が利用していたサイトはランキング最下位で、詐欺サイトとの評価。正当な評価がされていることに一瞬性格は悪いですが、喜びを感じました。さらにそこのランキングサイト?情報検証サイト?を見ていると、的中率が高いという評判のサイトが見つかりました。

そのサイトにアクセスしてみるときちんとした対応をしてくれるスタッフが電話に出ました。最初のアクセスが電話だったので、安心感があります。そのスタッフは自分たちのサイトを勧めることなく、他の会社で有名な予想屋がいるところを紹介してくれたのです。私はその無料サイトからロトの情報を得ました。もちろん、無料です。すると、なんとロト6で4等が当たりました。数千円の儲け。その次は5等。ま、どちらにしても回収率はかなり高いです。無料でこれだけの勝率ならかなり良いのでは。筆者は完全ある悪質な詐欺にあってしまいましたが、そのサイトの情報をもらうようになった現在では、詐欺総額を回収し30万以上のあがりが出ています。筆者は一度どん底までたたき落されたのですが、そのおかげで多くの紙幣を拾うことに成功したのです。今では、自分が詐欺にあったという貴重な経験に感謝しています。